転職活動は結果のほかにプロセスにも学びが多い
転職活動は大変なことも多かったですが、気に入る転職結果のほかに、その過程で学んだことも多く、この学びが今に活きているなと思います。
これから転職活動を始める人は「大変そうだ…」と躊躇する気持ちがあるかもしれませんが、
「転職活動を通して得られる学びも大きい」と思うと、もっとポジティブな気持ちで取り組めるのではないかな、と思います。
皆さんも、素敵なプロセスを踏みつつ、願う結果を得ることができますように。
ほんのご参考までに、私が思ったことを3つピックアップしました。
【よかったこと①】心が楽になった
私の場合の「転職で心が楽になった」は、勤務形態や収入や職場環境の問題ではなく、アイデンティティーが良いところに落ちつたからでした。あと、雇用形態少し。
転職前の仕事は、収入と休日優先でとりあえず決めた派遣社員の仕事で、キャリアプランを考えたからでも、ましてや自分のやりたいことでもなかったのですが、
でも実際働いてみると、良い上司や先輩、仲間に恵まれて、月給もそこそこあり、実は毎日が楽しかったです。1 日が終わると疲れてはいるものの「今日もやりきった!」と
いう充実感に溢れていました。
では、何に不満を感じていたのかというと、仕事が自分のアイデンティティーと一致していないことでした。
そして、このことにじわじわ気づいていったのですよね、「そういえば…私のアイデンティティーが、このまま一生この仕事を続けるのでいいのか?と言っている気がするな」と、こんな感じでした。
それで、ようやく「はっきり気づいた」。そして、このままだと、いつか行き詰まるなと思いました。
毎日楽しいしあまり不満はないけれど、いつかきっと、この仕事をしている自分に満足しなくなるぞ、と。
「ようやく」でした。今の仕事について、自分としっかり向き合う時間を持てば、もっと早く気づけたかもしれないのですが。
そして、年齢的な焦り(当時20代後半)もあって「よし、自分のアイデンティティーに合致したあの業界へ転職するぞ!」と期を見て退職。
転職活動する前に、意思表明のような形で離職してしまったところは反省ですが…。
(その後、転職先が見つかるまで時間がかかりました)。
でもとにかく、自分のキャリアに自信の持てる、つまり私場合はアイデンティティーに合致する仕事に就くことができたのです。
とても心が楽になりました。
「収入に対する不満をなくしたい」など、「キャリアに自信が持てる要素」は人それぞれだと思います。
私の場合は、アイデンティティーだったわけです。
【よかったこと②】待遇面が改善された
・収入
・雇用形態
・残業や休日出勤の頻度
・仕事内容
など改善された面はたくさんありますが、
転職をするごとに、派遣社員・契約社員→契約社員→正社員になれたことがよかったです。
契約社員になったときは、本当は正社員になりたかったですが、異業種・異職種に転職することを目標(最優先)にした結果、契約社員の案件で決まりました(あくまでも私の場合は、であってこの段階で正社員になれる人ももちろんいるとは思いますが)。
正社員になれたときは、福利厚生の充実や収入増が嬉しかったですが、裁量の大きさにプレッシャーを感じました。
【よかったこと③】自分のスキルの現在地がわかった
何ごと体系的に客観的に物事を把握するのは大事だな…と。
転職活動をしなければ、私は(あくまで私は、であって普段からできている人もたくさんいると思いますが…)
自分のスキルとここまで向き合うことはしなかっただろうなと思いつつ、
転職活動する・しないに関わらず、普段から「自分のスキルの現在地」について向き合う時間を持つことは必要かつ大事なことだなと思いました。
・キャリアアドバイザーなどが客観的に提示してくれる「自分の適職」
・活かせるスキル、足りないスキル
・自分が深めたいと思っているスキル
・できれば付けていきたいスキル
⬇︎ちなみに私が利用した転職エージェントはこちら
>>リクルート・エージェント
>>DODA
まとめ
転職活動のときは「結果」を追うことに必死でしたが、もし仮に次の転職活動をする機会があったら「転職のプロセスで何が得られているのか」を意識することで、スキルを
増やせていけるような気がしています。
転職活動自体から得られること、多いです。