転職を通してつくずく感じたこと、それは、
ということでした。その「ちょっとしたコツ(知識)」を会得していなかったがために、次に進めるはずだった面接を逃したりするのです。
私はこれも、とても伝えたいのですが、転職は「いかに情報を得るか」が重要です。
転職のプロ・転職エージェントによる情報や、転職経験者の感想など、たくさんの情報に触れてその「コツ」を掴んで(躓かなくていい場所で躓かないようにして)転職に臨んでください。
私は経験者の意見を聞かなかったために、自分で失敗して自分でその経験を次に活かすしかなく、つまりはチャンスを逃しては遠回りしました。
この記事が「転職経験者の感想」の一つです。
…ということで、下記、私が「こうしておけば結果が違ったはず」と思い転職中に改善し、結果につながった「私の転職 反省&改善トップ7」です。
\ 私の転職活動これで好転しました /
①【面接】一方的にジャッジされるものではない
ポイント
反省:面接は一方的に「ジャッジされるもの」だと思っていた。
改善:自分も主体であるという方向に意識改革。
私はこの”意識改革”で、面接の結果が断然違ってきました。だからすごく伝えたい。
確かにこちらが求職者の立場ですが、先方は先方で「自社で働いてくれる人を探している」立場です。
そういう意味ではWINーWINなのです。
ですから、「自分だって、自分が仕事をするべき場を探している。しっかり見極めるぞ」という姿勢で臨むと、変にへりくだった態度や「とにかくどこでもいいから受かりたい」ような態度が出てこなくなります。
面接官に「自信がないのでは…」「よく見せようとしているのでは…」という不安を与えず、信頼を持ってもらうためにも大事な姿勢です。
ただし、決して大上段な構えで挑みましょうといっているわけではありません。「自分のために、わざわざ面接の時間を設けてくれた」ことへの感謝の気持ちを忘れずに。
②【面接】熱意が「伝わっているはず」はNG
ポイント
反省:応募した時点で熱意が伝わっていると思う。
改善:面接の場でも改めて熱意を伝える。
自分ルールで相手に対すると、誤解を招いたり伝わらなかったりして勿体ないことになるので要注意です。
例えば私の場合、面接でこのような意識で望んだ結果、残念なことになりました。
この前提で面接に挑んだ結果、先方に「自分がどんなにこの企業に転職したいと思っているか」を伝える姿勢を損ねてしまい、次の面接を逃す結果となりました。
もっともこれが原因で次の面接に進めなかったのかどうかの確証はもちろんないのですが、いずれにしても転職では「この会社でこそ仕事がしたい」「この会社でこそ自己実現ができる」という気持ちを伝えることが極めて重要です。
この場合の私はそれが不十分でした。
相手の立場になって考えてみましょう。面接官は、普段はその会社で仕事をしている「会社員」です。面接のプロではありません(そういうこともあるかもしれませんが)。「より良い人を採用する」というミッションを会社から渡されて「面接官」でいるのです。
会社や同僚への責任上「不確かだけど…多分この人なら」というリスクの高い採用はしたくない。「この会社だからこそ働きたい!」「働く気、十分あります!」という熱意を聞きたい、そして安心したい気持ちでいるのです。
このことに気づいてからは、私は(職務経歴書にも書いてはいるが)面接においても、「御社だからこそ転職したい!」という熱意を意識して伝えるようにしました。
言葉をスラスラと並べるだけでなく、「熱意」を意識して伝えるのが大事なのです。
「熱意」の伝え方は、その人の個性によって違ってくると思います。
ご自分が熱意を伝えるとしたら、どのような姿勢が最適だと思いますか?
自然に出てくるのがベストですが、面接という緊張などが伴う特異な場面では、素直に出てこないこともあります。ですから、少なくとも私の場合は「意識」して伝える必要がありました。
また、「何故この会社でなくてはならず、他の会社ではダメなのか」と説明するためには、企業研究が大事になります。その企業のホームページもしっかり確認しましょう!
③【転職エージェント】不安は担当者に伝える
ポイント
反省:転職エージェントの担当者に遠慮して聞きたいことも聞けなかった。
改善:心配ごとはちゃんと伝えて聞きたいことは聞く。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、自分だけを担当している訳ではありません。ですから、何か心配ごとや疑問が生じたときに「聞いていいものか」と気後れすることがありました。
面接前のタイミングだったと思いますが、自分であれこれ考えて解決できないことがあり、さらには「聞こうか、やめておこうか」の繰り返し(私の性格上)。
でも勇気を振り絞って聞いたところ、あっさり見事に解決して、「聞いてよかったな、さすがだ…」と思いました。
キャリアアドバイザーは、私たち求職者と企業をつなぐのが仕事です。
何か不安があったら、その不安を伝えておくといいと思います。
④【全体】求人情報以外の情報をいかに得るか
ポイント
反省:求人情報を見ることばかりに時間を費やした。
改善:広く転職に関する情報を得る方法を増やした。
早く希望の求人を探して安心して、結果を出したい…この気持ち、とてもよく分かります。自分の経験値でも応募可能な求人が実際にあるのか、一刻も早く見つけて安心したいのです。
だから「転職=求人一覧をひたすら検索」となりがちです。私もそうでした。でもまずは(もしくは同時に)、転職についての全体の情報を得て知識を増やすことが大事です。
たとえば…
メモ
転職エージェントのサイトや転職サイトー 転職ノウハウや転職用語など情報の宝庫
業界や職種についての分析や、履歴書&職務経歴書の書き方、面接対策etc…実践で使えるコンテンツまで、一冊の本に匹敵するような情報が掲載されています。
たくさんの情報があるので気になる項目や、自分では特に気にしていなかった項目から少しずつ目を通していくといいです。
「自分では特に気にしていなかった項目」は、自分が「見落としている」ポイントなので要注意です。
まとめ
転職では、転職のプロの意見や経験者の失敗&成功談から学ぶのがとても大事です。
最初にもお話したように、私は自分で失敗しては次に活かしていましたが、それで希望の求人を逃すのは本当にもったいないです。
人の経験から学んで躓きポイントをうまく越えようとするのも大事な姿勢だと思います。
経験者から学ぶという点で言えば、実は皆さんは、この記事を読んでいる時点で既にその姿勢があるということなので大丈夫だと思います。
転職は不安と隣り合わせで、ついつい目を逸らしたくなることや後回しにしたくなることもありますが、未来を構築していく作業ですから楽しんでいきましょう!
私もたくさんの書類選考に落ちたりして落ち込んだり焦ったりしながらも、2度の転職、異業種&異職種転職と業界内転職を叶えて自分の望みの仕事をゲットしました。不安があるのは当たり前です。それだけ、自分の将来を真剣に考えている証拠でもあると思います。「不安なのは当たり前」と、前向きにいきましょう!
また、転職を終えて私が思っていることに、自己分析は転職の有無に関わらず、たまにしておくといいということがあります。
その分析が、今の仕事で自分に足りないスキルを気づかせてくれたり、本当に自分がしたい仕事を発見したり、新しい職種や業種にチャンスがあることを教えてくれたりします。自己分析は「現在地」を知るためにも大事なことです。今後のキャリアプランを考えるのが楽しくなります。